キャンプでは急に雨が降ってくることは日常茶飯事。
山のキャンプだと天気は変わりやすいですよね。我が家も天気予報では晴れだったのに、急に雨が降ってきたことが何回かあります。
新品のテントだと雨漏りの心配もいりませんが、何回も使用しているテントだと雨漏りしてしまうことがあります。
雨漏りするかどうかの確認って目視だと難しいですよね。
なので、雨漏りする前に対策準備をしておくことで雨漏り対策になります。
毎年行っているのに、雨漏り対策をしていないという方は今から雨漏り対策の準備をしておくことをおすすめします。
テントの雨漏り
テントの雨漏りには3つの原因があります。
それが、
・キズや破れによる雨漏り。
・縫い目からの雨漏り。
・経年劣化による雨漏り。
それぞれの対策方法を紹介していきます。
キズや破れによる雨漏り対策
どれだけ綺麗に野外で扱うテントはキズや破れが起きてしまうことがあります。
こちらは目に見えるものなのでその箇所に補修剤を使いましょう。
縫い目からの雨漏り対策
テントの裏にはシームテープというのはアイロンテープのようなものが貼られています。
テントの縫い目部分を裏から熱着してあるのですが、使用とともに次第に浮いてきます。
白いところは生地とテープが離れている=浮いているところなので今すぐに対策をしておくことをおすすめします。
その方法としては、シームテープの張替えもありますが、初心者の方には全部のシームテープを張り替えるのは難しいですよね。
そんなときは簡単に雨漏り対策ができるのがアイロンです。
この時に必ずあて布をしてからアイロンをしましょう。
シームテープが溶けてアイロンに付着したり、シームテープが破れの原因になります。
アイロンをすることで、シームテープをアイロンの熱で溶かし、生地に再度貼りつけていきます。
シームテープが透明になったらくっついた証拠。もし、透明にならなければシームテープの張替えをおすすめします。
経年劣化による雨漏り対策。
購入してから何十年と経っている、使用頻度が多い場合は劣化している可能性があります。
経年劣化はテント全体が劣化しているので、全体に使用できる撥水剤(はっすいざい)がおすすめです。
コールマンの撥水剤は塗るタイプになっていて、メーカーから出ているので安心して使用できますね。
商品のキャップ内に塗布用のスポンジが封入されているので便利。塗布可能面積は約30㎡。
どれくらい経ったら対策をしたほうがいいの?
キャンプ場で雨漏りしてからは対策をしても正直遅いですよね。
雨漏りになる前に対策をすることが大切ですが、どれくらいの年数が経ったら雨漏り対策をしたほうがいいのでしょうか。
結論から言うと明確な年数はありません。
人それぞれ行く回数、使う頻度はもちろん違いますが、天候も全く違いますよね。
1年に1回しかいないご家族と、1年に2~3回行くご家族では年に何回も行くご家族の方がテントの劣化も早いです。
なので明確な年数や回数では使うご家族によって異なるので、劣化の判断は難しいのが正直なところ。
ですが、一度使ったテントは少しづつでも劣化が始まっているので2~3年に一度はテントのメンテナンスをしておくことをおすすめします。
キャンプをする前に防水スプレーをしておこう!
雨漏りが心配。。でもアイロンや、撥水剤が手間という方・時間がないという方は、テントを設営したら防水スプレーをしておきましょう。
しかし、これはあくまで今だけの話。
ずっと長続きするわけではありませんので注意してください。
使う前にサッと吹きかけるような応急処置的な使い方なら便利なので、一つ持っておくことをおすすめします。
雨漏りの応急措置
もし、今雨漏りをしてしまったときの応急処置方法としては、
最も有効とされているのが、ブルーシートを用いた応急処置です。
万が一キャンプ中に雨漏りしてしまった時は、テントの上にブルーシートなどを被せることで応急処置が出来ます。
キャンプに一つは予備にブルーシートやレジャーシートを持っていくと便利かもしれませんね。
また防水スプレーも念のため持っていくことをおすすめします。
まとめ
テントの雨漏り対策方法でした。雨漏りをしてしまってからは遅いので雨漏りになる前の対策準備が大切です。
大切なテントを長持ちさせるにはメンテナンスが必要です。
『もしも』のため雨漏り対策することで楽しいキャンプになるのでテントのメンテナンスも忘れずに楽しいキャンプにしてくださいね。
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