毎日、コロナ患者が増え続けている日本。
そんな中、先日、オートキャンプの普及促進と、キャンプ場・ギアメーカー・キャンパーの橋渡しをミッションとする一般社団法人日本オートキャンプ協会より、キャンパーならびにキャンプ場、それぞれの視点から取り組むべき「新型コロナウイルス対応ガイドライン」が発表されました。
再びコロナウイルスのためにオートキャンプ場が休業することなく、キャンプを楽しむにはどうすれば良いのか。
楽しくキャンプ場で過ごすために、キャンパーひとりひとりがどんなことを心がければよいのかをまとめて紹介しているので参考にしてください。
キャンパーが講じるべき対策
① 県境をまたぐ移動については、キャンプ場のある自治体の指示に従う。
② 食材や消耗品などの購入は、できるだけ自宅周辺で済ませる。
③ 出発前に検温などを行い健康状態をチェックする。
④ キャンプ場に到着する途中(サービスエリア、観光施設など)でも3密状態(密閉・密集・密接)を避けるようにする。
⑤ キャンプ場では運営者の指示に従い、感染防止に積極的に協力する。
⑥ 管理棟、炊事場、トイレなど屋内施設では3密状態を避けるようにする。
⑦ マスクを持参し、他人との距離を十分取れない恐れがある場合に着用する。マスク着用時は熱中症リスクに注意する。
⑧ 消毒用アルコールは引火の危険があるので、特に子供は消毒直後に火に近づかないよう注意する。高温になる車内には保管しない。
出典:一般社団法人日本オートキャンプ協会
「オートキャンプを楽しむための新型コロナウイルス対応ガイドライン」
コロナ対策で準備するもの
キャンプとはいえ、コロナ対策は必須です。
そこでキャンプ場に持っていくおすすめなコロナ対策アイテムを紹介します。
アルコール除菌ハンドジェル
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アルコール除菌は必ず持ってきましょう。
食事の前や、共有スペースを使用した後など、ちょっとしたときに使えるハンドジェル。
お子さんでも簡単に除菌ができるので持っていくことをおすすめします。
マスク
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野外では、マスクはしないと思われますが、
受付する際は、人との関わりがあります。その際は必ずマスクを着用しましょう。
また、行くまでの道中や帰りの道中にサービスエリアに行く可能性はありますよね。
小さなお子さんがいるなら急に「トイレ!」となるかもしれません。
何が起こるかわからないので、キャンプでもお出かけの際はマスクは忘れずに持参しましょう。
使い捨ての紙コップ・紙皿
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キャンプにはカラトリーセットなどを持っていくご家庭も多いですが、
今回は、炊事場などの共有もなるべく避けたいですよね。
なので、使い捨てのできる、紙皿や紙コップを持っていきましょう。
これなら使い終われば捨てるの繰り返しで、炊事場を利用することはありません。
子供のおもちゃ
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家族で行くなら、お子さんのおもちゃ道具を持っていくことをおすすめします。
遊具があるキャンプ場もありますが、今回は遊具の遊びは控えてもらい、キャンプ場でも楽しめるおもちゃを持っていきましょう。
これにより感染リスクを下げることに繋がります。
ウォータータンク
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炊事場を利用しないためには、こちらのウォータータンクがおすすめです。
これ1つあれば、歯磨きや洗顔、ちょっとした手洗いなども炊事場を利用せずに済みます。
何かをするなら人気がいない時間を!
どうしても共有スペースを利用しなければならないときはあります。
全く避けることは不可能ですよね。
ですがなるべくは誰もいない人気がない時間を狙って、共有スペースを利用しましょう。
キャンプでのコロナ対策まとめ
今は、密集、密接を避けるために、現時点でキャンプを楽しむのはグループキャンプやソロキャンパーの集いではなく、家族や身内に限る家族キャンプをおすすめします。
人数が多くなるほど、どうしても密になったり、不要な接触をしてしまいます。
もちろん楽しいのはよく知っています。けれど、いまだけはどうか我慢をしてみてはいかがでしょうか?
その他にも食器やライト、手ぬぐいなど各自で専用の道具を用意するのもおすすめします。
またお子さんには、遊具で遊ばせるよりも、シャボン玉やボールなど持参することによりコロナにかかるリスクはグッと下がります。
共有するよりも衛生的ですし、お子さんにも親任せにすることなく、自分で管理する大切さを覚えさせるのにいい機会かもしれません。
窮屈に思えるウィズコロナ時代のキャンプですが、キャンプを通して成長することもたくさんあります。
キャンプ場によっては間隔を開けたサイトをコーディネートしてくれます。
そのため、周りに他のキャンパーがいなければ、キャンプサイトではマスクは不要です。
思いっきり気持ちのいい空気を吸ってください。
野原を駆け回ったり、散策したりする際も、マスクは忍ばせておきつつ、周りに人がいない状況であればマスクは不要と思います。むしろ暑い中での熱中症に気をつけた方がいいかもしれません。
キャンプは自然のなかでゆっくり、そしてアクティブに過ごせるレジャーです。
今回は特殊なキャンプになりますが、キャンプ場さんのガイドラインを守りながら、気の張った生活にゆとりを取り戻していってください。
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